大卒就職内定率80%/青森県内1月末

 青森県内の大学十校を今春卒業する学生のうち、一月末現在で二千百六十人が就職内定を決めており、内定率は前年同月を3.7ポイント上回る80%となったことが二十日、青森労働局の調べで分かった。このうち県内企業に絞った内定率は60.7%(前年同月より2.6ポイント上昇)だった。

 県内志望・県外志望を合わせた就職希望者は二千六百九十九人。求人数は前年同月より14.2%増の四万二千二百八十三人となった。文系の内定率は72.7%、理系は86.3%だった。

 県内の短大は、六校で八百十九人が就職を希望。求人数は一万八百九十人(同64.9%増)で、内定率は34.7%(同3.3ポイント下降)。うち県内企業への内定率は33.5%(同4.4ポイント下降)だった。

 高等専門学校(八高専の一校のみ)は、百十八人の就職希望者に三千百六十五人分(同38.8%増)の求人が出ている。内定率は96.6%(同0.6ポイント上昇)、県内内定率は80%(同12.9ポイント下降)だった。

 二十九校ある専門学校は、千百六十七人の就職希望者に一万四千三百六十一人(同31.3%増)の求人。内定率は63.5%(同8.8ポイント上昇)で、県内内定率は57%(同7.7ポイント上昇)だった。

東奥日報 - 2007/2/21