求人情報誌の「DODA」などの転職サービスを提供しているインテリジェンスは７月2日に、6月にインテリジェンスが発行した「HRレポート」で、求人フリーペーパーの利用のされ方についての実態の調査の結果を発表しました。
求人フリーペーパーのHRレポートは、利用の実態や企業選択の理由について、関東の在住の人の15～34歳の男性と女性の約4,300名を対象に、2007年2月にインターネットでアンケートを実施しました。
求人フリーペーパーで仕事探しの際に使用したことのある割合は、15～24歳以下の人で全体の60%を占めていました。学生達を中心とした若い人の年令層での利用した人が多いことがわかりました。
求人フリーペーパーの手に入れた場所は「駅構内」との回答が48%と最も高かったです。ついでに手軽に手に入れられるので当然かもしれませんね。次いて「コンビニエンスストア」(36%)、「スーパー」(22%)などとなっていました。通勤の途中や買い物の時など普段の生活の中で手軽に手にする人がほとんどでした。
求人フリーペーパーの利用頻度については「週1回」と回答した人が52%と最も多く、「週2～3回」(18%)、「2～3週間に1回」「1日1回」(ともに7%)でした。一般的に求人フリーペーパーの発行頻度は週1回もしくは週2回ということから、利用する人は求人フリーペーパーが発行されるたびに新たな情報を求めて手にしている傾向が強いことがわかりました。
求人フリーペーパーの利用の理由については「無料である」との回答が62%で一番多いです。それと「入手しやすい」が50%と高い利用の理由を示していることは注目ですね。次いで「気軽に利用できる」(34%)、「自分の探しているエリアの求人情報数が多い」(33%)、「使いやすい」(25%)と続いていました。
インテリジェンスはこのHRレポートの調査の結果について「自分自身が利用する駅とかいつもいくコンビニエンスストアなどの身近な所で、タダで手軽に利用できること、関心のあるエリアの情報が多いことが利用していただいている理由ではないか」としていました。
