求人の大幅増が見込める来春新卒

求人情報について、民間の調査機関であるリクルートワークス研究所が調査したところによりますと、2008年3月に卒業の予定の大学生、大学院生についての企業の求人数は、バブル期を上回り過去最高の93万3000人となっているとのことです。求人倍率は2・14倍と、16年ぶりに2倍を超えていますが、2009年の求人数はさらに増える見込みということです。企業による大学3年生向けの会社説明会「スーパー・ビジネス・フォーラム」が10月10日と11日に東京都の東京ドームシティプリズムホールで行われました。

会社説明会スーパー・ビジネス・フォーラム」は、就職情報会社の学情が2003年から開催していますが、今回の会社説明会には、学生のアンケートで選ばれた人気の企業が延べ140社参加しました。各企業ごとにブースが設けられ、それぞれの学生の相談に応じたり、採用担当者が事業内容や社風などを説明していました。集まった約1500人の学生たちは、企業の資料を抱えながら企業各社のブースをまわり、メモをとるなどしながら担当者からの説明を聞いていました。